冬だけの吹割の滝の楽しみ方

吹割の滝を上から見下ろす展望台「六角堂」

冬季期間中(例年12月中旬ごろ~翌年3月下旬ごろまで)は、積雪や凍結の恐れがあるため、吹割の滝の遊歩道が閉鎖されます。

冬場は、伽羅苑の向かいにある展望台「六角堂(ろっかくどう)」からご覧頂けます。

夏に生い茂っていた葉っぱが、冬に枯れることで滝が現れる、幻想的な展望台です。

吹割の滝展望台六角堂

展望台にある東屋。

遊歩道閉鎖時期については、その年の天候と雪の状況に応じて毎年変わりますので、沼田市のホームページよりご確認ください。

伽羅苑から徒歩1分、冬の楽しみ方「六角堂」の魅力とは

六角堂展望台のおすすめは「冬」。実は、新緑の時期から紅葉にかけて、展望台の下には木々が生い茂り、葉っぱのわずかな間からしか見ることができません。しかし、冬を迎えまわりの葉が落ちることで、吹割の滝がよく見下ろせるようになり、ごうごうと水しぶきをあげている様子が迫力のサウンドとともに楽しめます。

六角堂からの吹割の滝の眺め

吹割展望台 六角堂への行き方

伽羅苑出口

伽羅苑の出入り口

こちらが伽羅苑の滝側の出入り口です。ここから道路を渡り、合い向かいにある六角堂へ徒歩1分です。


展望台六角堂入口

展望台六角堂の入口看板

左手に六角堂の看板が見えます。小道を進むとすぐ六角堂です。


展望台六角堂入口

六角堂への小道

右上の岩の上に見えるのが展望台六角堂です。小道は整備されており手すりもありますが、滑りにくい靴でお出かけください。小道沿いにある大きな岩や生えているコケも、風情ある魅力の一つです。


吹割の滝六角堂

見下ろす絶景吹割の滝

六角堂はその名の通り、六角形の形をしています。木製のちょっとしたテーブルとイスがあります。六角堂にくると、吹割渓谷の頂上に登った気分です。澄み切ったおいしい空気、思いっきり深呼吸してみてください。


冬の吹割の滝

水は青く澄み渡り、地球がそこだけ割れているかのような絶景が広がります。吹割の滝の名前の由来ともなった「吹き割れている」光景が上からよくわかります。かなり高いところから見下ろしていますが、ごうごうと水の流れる音が響き渡り、さらに冬の凛と張った空気の中での音と景色は、何度見ても心打つ感動があります。

六角堂からの吹割の滝

六角堂からの吹割の滝と千畳敷。ついこの間まで紅葉に染まっていたたくさんの葉が、落ち葉となって流れているのがわかります。下に生える笹と雪のコントラストも冬だけの素敵な風景です。

ちなみに、氷瀑するのですかというよくご質問があるのですが、真冬でも水量が多く、吹割の滝の水が全て凍ることはありません。