吹割の滝 名所案内

かめたろう
かめたろう

心洗われる美しい風景の数々・・・吹割の滝と吹割渓谷の名所、見どころをご紹介します。

旅のお供にぜひお役立てください。

さぁ、かめたろうと一緒に吹割の滝ツアーに出発しましょう!

① 吹割の滝 (ふきわれのたき)

吹割の滝

伽羅苑から地下トンネルを抜けて、徒歩で約8分。

そこはまるで別世界に迷い込んだかのような深い渓谷と、吹割のダイナミックパノラマが広がります。

吹割の大自然は、美しく、力強く、深く、やさしく、ときに神秘的に、私たちに語りかけます。

もしかしたら私たちが抱えている悩みなんて、ちっぽけなものなのかもしれません。

上から見る「吹割の滝」と渓谷
上から見る「吹割の滝」と渓谷
紅葉の吹割の滝
紅葉の吹割の滝
紅葉の吹割の滝

別名「東洋のナイアガラ」とも呼ばれる、落差7m、幅30mにも及ぶ滝です。

ごうごうと流れる迫力のサウンド。

大自然がもたらす癒しのパワー。

全身でこの壮大な景観と素晴らしい空間を味わってください!!

        ⇒「吹割の滝を知る」のページへ

パワースポットとしても人気です

② 鱒飛の滝 (ますとびのたき)

吹割の滝の下流にある、もう一つの滝、「鱒飛の滝」です。

落差約15mの大きな滝です。滝つぼの大きさからみて、約1万年前には今と同じ場所にもっと大きな滝があったのではないかと云われています。

これじゃあ鱒もお手上げ? 「鱒飛の滝」の由来

鱒飛の滝の由来

「鱒飛(ますとび)」の由来ですが、海から上がってきた鱒が、この滝から上流に行けず止まってしまうことから、昔は「鱒止めの滝」と云われていたそうです。それがいつしか「鱒飛」と呼ばれるようになりました。

「吹割の滝」へ注ぎ込んだ流れは、そこから一気に「鱒飛の滝」へと集まるため、その吸い込まれそうな迫力の水量には圧巻されます。ごうごうと注がれる自然の奏でる大音量も素晴らしいものです。

鱒飛の滝
まだ雪の残る鱒飛の滝
鱒飛の滝 滝壺
鱒飛の滝壺は、美しいモスグリーンが広がります

③ まるで畳が1000畳もの広さを誇る 「千畳敷(せんじょうじき)」

千畳敷
千畳敷
上から見る千畳敷

その広さはまるで、「たたみ千畳分」とも形容される、広く清らかな川床です。

川幅は約100mにも及び、秋の終わりには紅葉した葉が落ち、流れる様はまた風情があります。

深さは浅く、水量が少ない日には川床が見えるほどの浅さです。


雄大な自然と、美しい流れに癒されます。寒い季節には、可愛らしい渡り鳥が遊びにやってきます。

浮島橋、吹割橋から見るのがおすすめです!

紅葉の吹割渓谷と千畳敷
紅葉の吹割渓谷と千畳敷

④ はんにゃ岩

吹割の滝をさらに進むと、巨大な奇岩「はんにゃ岩」が大きな口を開けて待ち構えます。飲み込まれそうなほどの大迫力です。

般若岩
般若岩
はんにゃ岩

はんにゃがこちらを睨んでいます。じっとにらみをきかせて、この地を守っていてくれるのかもしれませんね。


甌穴(おうけつ)を探してみよう!

おう穴
おう穴

 

「おうけつ」とは、川底の石が、水の力で回転しながら固い岩を掘り下げてできた、穴ぼこのことです。

写真は、水量の少ないときにしか現れない、「吹割の滝」のおうけつです。下流にも、まだたくさんあります。何万年ものときを経て作られた、自然の織りなす造形美を、ぜひご覧ください。

⑤ 2つの大きな橋(浮島橋・吹割橋)

浮島橋
浮島橋

 

吹割を流れる片品川の侵食から、削り残されたとされる浮島。

そこにかかる第1の橋が「浮島橋」

浮島からさらに向こう岸の観瀑台へとつなぐ第2の橋が「吹割橋」です。

この2つの橋の上から見おろす吹割渓谷と、千畳敷の眺めは最高です!